「毎朝、ベランダに鳩が来る……」
「追い払っても、何度も戻ってくる」
「フンが増えてきたけど、どうすればいいの?」
このような悩みを抱えていませんか?
ベランダに鳩が来るのは、単に偶然立ち寄っているだけとは限りません。
手すりがとまりやすかったり、エアコンの室外機の裏が隠れやすい場所になっていたりすると、鳩が休息や巣作りに利用することがあります。
鳩を寄せ付けないためには、被害が軽いうちに、鳩がとまりにくく居着きにくい環境を作ることが重要です。
この記事では、ベランダに鳩が来る5つの原因と、今すぐできる7つの対策を詳しく解説します。
鳩よけグッズの選び方や、専門業者に相談した方がよいケースも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ベランダに鳩が来る5つの原因
まずは、鳩がなぜ自宅のベランダを選んでいるのかを確認しましょう。
① 手すりがとまりやすい
ベランダの手すりは、鳩が羽を休めたり、周囲の様子を確認したりする場所になります。
特に、幅が広く安定してとまれる手すりは、鳩にとって利用しやすい場所です。
最初は短時間だけでも、何度も訪れるうちに長時間利用するようになる可能性があります。
毎朝同じ場所に鳩がとまっている場合は、手すりへの対策を検討しましょう。
② エアコン室外機の裏が隠れ場所になっている
室外機の裏側や下は、鳩が身を隠しやすい場所です。
特に、人の出入りが少なく、雨風を避けられる場所は、巣作りに利用されることがあります。
室外機や放置された荷物のすき間が鳩の営巣場所になりやすいです。
ただし、室外機の周囲を対策するときは、通気や排熱を妨げないように注意してください。
③ 荷物や植木鉢が多い
使っていない段ボール、古い家具、植木鉢などがベランダに置かれていませんか?
荷物が多いと、人目につきにくい物陰が増えてしまいます。
特に、普段あまり使っていないベランダは、鳩が長時間過ごす場所になる可能性があります。
まずは不要な荷物を片付け、ベランダ全体の見通しをよくすることが大切です。
④ 近くにエサがある
鳩が集まる原因のひとつが、エサの存在です。
自宅のベランダだけでなく、近隣で餌付けが行われている場合もあります。
パンくずやペットフードなどを屋外に放置せず、鳩にエサを与えないようにしましょう。
⑤ 巣作りに適した場所になっている
ベランダは、鳩にとって雨風を避けられる場所になることがあります。
特に室外機の裏や荷物の陰などは、巣作りに利用される可能性があります。
鳩が小枝を運んでいたり、同じ場所に長時間とどまっていたりする場合は注意が必要です。
鳩が毎日来るのは巣作りの前兆?
鳩が毎日来るからといって、必ず巣を作ろうとしているとは限りません。
しかし、訪問する頻度や行動から、ベランダをどのように利用しているのかを考えることはできます。
| 鳩の行動 | 考えられる状態 |
|---|---|
| 時々手すりにとまる | 一時的な休息 |
| 毎日同じ場所に来る | 待機場所として利用 |
| 朝や夜も長時間いる | ねぐらとして利用している可能性 |
| 小枝を運んでくる | 巣作りの可能性 |
| 卵やヒナがいる | 営巣中 |
あくまで目安ですが、早い段階から対策することが重要です。
ベランダに鳩を寄せ付けない方法7選
ここからは、実際に取り組める鳩よけ対策を紹介します。
被害が軽い場合は、まず掃除や整理整頓から始めましょう。
すでに鳩が長時間居着いている場合は、防鳥ネットなどの物理的な対策も検討する必要があります。
対策① ベランダの荷物を整理する
最初に取り組みたいのが、ベランダの整理整頓です。
使っていない段ボールや植木鉢、家具などを片付け、鳩が隠れられる場所を減らしましょう。
特に確認したいのは、次の場所です。
- エアコン室外機の周辺
- 収納ボックスの裏
- 植木鉢の陰
- ベランダの隅
ただし、すでに巣がある場合は、卵やヒナがいないか確認するまで触らないようにしてください。
室外機の周囲を塞ぐ場合も、通気や排熱を妨げない方法を選びましょう。
対策② 鳩のフンを安全に掃除する
ベランダにフンが残っている場合は、衛生面に注意しながら清掃しましょう。
野鳥のフンには病原体が含まれている可能性があるため、素手で触れたり、乾燥したフンを舞い上げたりしないことが大切です。
少量のフンを掃除する場合は、次の手順を参考にしてください。
- 使い捨て手袋とマスクを着用する。
- フンを軽く湿らせ、飛び散らないようにする。
- ペーパーなどで静かに拭き取る。
- 汚れたものを袋に入れて密閉する。
- 周囲を適切な洗浄剤で清掃する。
- 作業後は手を洗う。
乾燥したフンをほうきで強く掃いたり、家庭用掃除機で吸い込んだりするのは避けましょう。
大量に蓄積している場合は、無理に自分で清掃せず、専門業者への依頼を検討してください。
対策③ エサになるものを放置しない
鳩が集まりやすくなる原因を減らすため、食べ物を屋外に放置しないようにしましょう。
ベランダに落ちたパンくずや、ペットフードなどにも注意が必要です。
また、鳩にエサを与えると、周辺に集まる原因になる可能性があります。
鳩が来ても餌付けはせず、エサになるものを減らすことが大切です。
対策④ 手すりに鳩よけグッズを設置する
鳩が手すりによくとまる場合は、鳩よけグッズを検討しましょう。
代表的なものには、防鳥スパイクや鳩よけテグスがあります。
これらは、鳩が着地しにくい状態を作るための用品です。
ただし、手すりの形状によって適した製品は異なります。
鳩を傷つけない製品を選び、メーカーの説明に従って安全に設置してください。
対策⑤ 鳩用の忌避剤を使う
市販の鳩用忌避剤を使用する方法もあります。
スプレータイプやジェルタイプなどがありますが、効果や持続期間は製品によって異なります。
購入前には、対象となる鳥の種類、使用可能な場所、設置面の素材、周囲への影響などを確認しましょう。
また、忌避剤だけで完全に侵入を防げるとは限りません。
すでに鳩が居着いている場合は、他の対策と組み合わせることも検討しましょう。
対策⑥ 防鳥ネットを設置する
鳩が頻繁にベランダへ入り込む場合は、防鳥ネットの設置も選択肢です。
ネットによって物理的に侵入を防ぎます。
ただし、壁とネットの間にすき間があると、鳩が入り込んでしまう可能性があります。
鳩が長時間居着いている段階の対策として防鳥ネットが有効で、専門業者による施工を推奨します。
特にマンションの場合は、管理規約や避難経路にも注意が必要です。
高所での取り付け作業は転落の危険があるため、無理に自分で設置しないようにしましょう。
対策⑦ 被害が続く場合は専門業者に相談する
毎日鳩が来る、大量のフンがある、市販のグッズを使っても改善しないといった場合は、専門業者への相談を検討しましょう。
特に、防鳥ネットの設置や大量のフンの清掃などは、自分で作業すると危険なケースもあります。
業者に依頼するときは、作業内容や追加料金、施工後の保証について確認することが重要です。
鳩よけグッズはどれを選ぶ?種類別に比較
ベランダの鳩対策には、複数の市販グッズがあります。
それぞれ特徴が異なるため、被害の状況に合わせて選びましょう。
| グッズ | 主な用途 | 注意点 |
|---|---|---|
| 防鳥スパイク | 手すりなどへの着地防止 | 設置場所と安全性を確認 |
| 鳩よけテグス | 手すりへの着地防止 | 適切な高さ・固定が必要 |
| 忌避剤 | 局所的な寄り付き対策 | 効果や持続期間に差がある |
| 防鳥ネット | ベランダへの侵入防止 | すき間のない施工が必要 |
一時的に鳩がとまる程度なら、手すり用の対策用品から検討できます。
一方で、鳩が長時間居着く場合には、防鳥ネットなどの物理的な対策も選択肢になります。
ただし、製品によって効果や使用条件は異なります。商品説明をよく確認したうえで選びましょう。
鳩の巣を見つけたら勝手に撤去していい?
鳩の巣に卵やヒナがいる場合は、勝手に撤去してはいけません。
日本では、鳥獣保護管理法によって、野生鳥獣の捕獲・殺傷や鳥類の卵の採取などが原則として禁止されています。
東京都環境局も、卵を産んでいる場合は許可なく撤去できず、ヒナが巣立つまで待つよう案内しています。
巣の状態によって対応が異なるため、次の点を確認しましょう。
卵やヒナがいない場合
卵やヒナがいない空の巣であれば、巣だけの撤去に特別な捕獲許可は原則必要ありません。
ただし、本当に卵やヒナがいないことを確認し、衛生面に注意して作業してください。
マンションなどでは、管理会社や大家への確認も必要です。
卵やヒナがいる場合
巣を撤去せず、自治体の担当窓口などに相談してください。
すぐに撤去が必要な事情がある場合も、必要な許可や対応方法を確認することが重要です。
専門業者に依頼する場合も、適切な許可や手続きに対応しているか確認しましょう。
鳩対策を業者に依頼する目安
自分でできる対策には限界があります。
次のような場合は、専門業者への相談を検討しましょう。
- 鳩が毎日来て長時間居座っている。
- フンが大量に蓄積している。
- 室外機の裏などに巣がある。
- 市販の対策グッズで改善しない。
- 防鳥ネットを高所に設置する必要がある。
- 卵やヒナがいて対応に困っている。
業者を選ぶ際は、見積もり金額だけで判断しないことが大切です。
現地調査の内容、清掃費用、防鳥施工費、追加料金、保証の有無なども確認しましょう。
また、鳩の巣の撤去が必要な場合は、法律上の手続きを適切に行っているかも確認してください。
ベランダの鳩対策でよくある質問
Q. 鳩が1羽だけ来る場合も対策した方がいい?
時々来るだけなら、一時的に休んでいる可能性があります。
ただし、毎日同じ場所に来る場合は、荷物の整理やフンの清掃など、負担の少ない対策から始めるとよいでしょう。
Q. アルミホイルやCDで鳩は来なくなる?
光を反射するものを設置する方法は、自治体でも対策例として紹介しています。
ただし、効果が持続するとは限りません。
被害が続く場合は、防鳥ネットなどの物理的な対策も検討しましょう。
Q. 鳩のフンは水で流すだけでいい?
フンをそのまま勢いよく流すと、汚れが飛び散る可能性があります。
乾燥したフンを舞い上げないよう、軽く湿らせてから静かに拭き取り、周囲を清掃してください。
大量に蓄積している場合は、専門業者への相談も検討しましょう。
Q. 賃貸マンションでも防鳥ネットを設置できる?
設置できるかどうかは、建物の管理規約や管理会社・大家の判断によります。
ベランダは共用部分として扱われる場合があり、避難経路をふさぐこともできません。
必ず事前に確認しましょう。
Q. 鳩の巣に卵があったらどうすればいい?
勝手に撤去せず、自治体の担当窓口などに相談しましょう。
許可なく卵を採取したり、ヒナを捕獲したりすることは、原則として禁止されています。
まとめ|鳩が来る原因をなくして早めに対策しよう
ベランダに鳩が来る原因には、手すりのとまりやすさ、室外機周辺の物陰、エサの存在、巣作りに適した環境などがあります。
鳩を寄せ付けないためには、まずベランダを整理し、安全にフンを掃除することが大切です。
そのうえで、被害の状況に応じて防鳥スパイクやテグス、忌避剤、防鳥ネットなどを検討しましょう。
ただし、卵やヒナがいる巣は勝手に撤去してはいけません。
被害が続く場合や、高所での作業が必要になる場合は、専門業者への相談も選択肢です。
クジョシルでは、自分でできる対策と専門業者へ頼むべきケースの境界線を、分かりやすく解説していきます。


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