害虫・害獣の侵入防止グッズおすすめ7選|種類別の選び方と対策方法

侵入防止グッズ
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「家にネズミやゴキブリが入ってこないようにしたい」

「害虫や害獣を追い出したのに、また戻ってきた」

「侵入防止グッズは種類が多くて、どれを選べばいいか分からない」

このような悩みはありませんか?

害虫・害獣の対策では、すでに家に入り込んでいる個体への対処だけでなく、外からの侵入経路を減らすことが重要です。

例えばネズミの場合、国民生活センターは、エサを断つこと・侵入させないこと・巣を作らせないことを予防の基本として紹介しています。

ただし、ネズミとゴキブリ、鳩、コウモリでは、適した侵入防止グッズが異なります。

また、動物が建物内に残っている状態で穴を塞ぐと、内部に閉じ込めてしまうおそれがあるため注意が必要です。

この記事では、害虫・害獣の侵入防止に使える7種類のグッズを比較し、生き物別・場所別の選び方や、安全に対策するためのポイントを解説します。

  1. 害虫・害獣の侵入防止グッズおすすめ7選【比較表】
  2. ① ステンレス金網|ネズミ・コウモリの侵入口対策に
    1. ステンレス金網のメリット
    2. 金網の選び方
  3. ② 防鼠・補修用パテ|配管周辺や壁のすき間に
    1. パテのメリット
    2. パテの選び方
    3. パテの注意点
  4. ③ 防鳥ネット|ベランダへの鳩の侵入を防ぐ
    1. 防鳥ネットのメリット
    2. 防鳥ネットの選び方
    3. 防鳥ネットの注意点
  5. ④ 鳩よけスパイク|手すりやひさしへの着地対策に
    1. 鳩よけスパイクのメリット
    2. スパイクの選び方
    3. スパイクの注意点
  6. ⑤ ドア用すき間対策用品|ゴキブリなどの侵入経路を減らす
    1. ドア用すき間対策用品のメリット
    2. 選び方のポイント
  7. ⑥ 網戸補修用品|蚊・ハエなどの侵入対策に
    1. 網戸補修用品のメリット
    2. 網戸補修用品の選び方
  8. ⑦ 金属板・補修用モルタル|壁や基礎の穴を塞ぐ
    1. 金属板が使われる場所
    2. 補修用モルタルが使われる場所
    3. 使用時の注意点
  9. 生き物別|侵入防止グッズの選び方
  10. 場所別|侵入防止グッズはどれを使う?
  11. 侵入防止グッズを買う前に確認したい5つのポイント
    1. ① 何が侵入しているのか確認する
    2. ② 侵入口の場所を確認する
    3. ③ 建物内部に残っていないか確認する
    4. ④ 建物の機能を妨げないか確認する
    5. ⑤ 安全に施工できる場所か確認する
  12. 害虫・害獣の侵入口を塞ぐ正しい手順
  13. 侵入防止の5ステップ
  14. 侵入防止グッズを使うときにやってはいけないこと
    1. ① 動物が残っている状態で穴を塞ぐ
    2. ② 換気口や排水口を完全に塞ぐ
    3. ③ ガムテープだけで長期対策をする
    4. ④ 高所で無理に作業する
    5. ⑤ 賃貸住宅やマンションで無断施工する
  15. 侵入防止グッズだけでは対策できない害虫・害獣もいる
    1. トコジラミの場合
    2. シロアリの場合
    3. ハチの場合
  16. 自分で対策できるケースと業者に相談した方がよいケース
  17. 害虫・害獣の侵入防止グッズについてよくある質問
    1. Q. 侵入防止グッズだけで害虫・害獣を完全に防げますか?
    2. Q. 金網はどんな害虫・害獣にも使えますか?
    3. Q. パテと金網はどちらがいいですか?
    4. Q. 忌避剤と侵入防止グッズは何が違いますか?
    5. Q. 賃貸住宅でも侵入防止グッズを設置できますか?
    6. Q. 一度穴を塞げば、もう点検する必要はありませんか?
  18. まとめ|害虫・害獣の侵入防止グッズは生き物と場所に合わせて選ぼう

害虫・害獣の侵入防止グッズおすすめ7選【比較表】

まずは、代表的なグッズの用途を確認しましょう。

グッズ主な対策対象使用場所の例
① ステンレス金網ネズミ・コウモリなど通気口・開口部
② 防鼠・補修用パテネズミ・小型の害虫など配管周辺・壁のすき間
③ 防鳥ネット鳩などベランダの開口部
④ 鳩よけスパイク鳩など手すり・ひさし
⑤ ドア用すき間対策用品ゴキブリなど玄関・勝手口
⑥ 網戸補修用品蚊・ハエなど窓・網戸
⑦ 金属板・補修用モルタルネズミなど壁の破損・基礎周辺

この7種類は、効果を独自に試験して順位付けしたものではありません。

侵入してくる生き物と、塞ぎたい場所に合わせて選ぶための比較表です。

国民生活センターや自治体でも、ネズミの侵入口を塞ぐ材料として、金網・金属板・パテ・セメントなどが紹介されています。

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

① ステンレス金網|ネズミ・コウモリの侵入口対策に

ステンレス金網は、通気を確保しながら開口部を覆える補修材料です。

ネズミやコウモリが出入りしている換気口などで、建物の構造に合う場合に検討できます。

名古屋市はネズミの侵入口を塞ぐ材料として金網を紹介しています。また、前橋市も、コウモリ対策として金網などで開口部を覆う方法を案内しています。

ステンレス金網のメリット

  • 通気を確保しながら開口部を覆える
  • 金属製のため、柔らかい材料よりかじられにくい
  • 屋外使用に対応した製品がある
  • 開口部に合わせて加工できる製品がある

ただし、金網の網目が大きすぎると、対象の生き物が通り抜ける可能性があります。

さらに、周囲の固定が不十分だと、端にすき間ができることもあります。

金網の選び方

購入前には、次の項目を確認しましょう。

  • 対象の生き物に適した網目か
  • 線径や強度が十分か
  • 屋外使用に対応しているか
  • 開口部に合わせて固定できるか
  • 必要な通気量を維持できるか

特に、換気口の全面を目の細かい金網で覆うと、通気性能や清掃性に影響する場合があります。

設備の構造が分からない場合は、設備メーカーや専門業者へ確認してください。

また、ネズミやコウモリが中に残っている可能性があるときは、すぐに封鎖しないことが重要です。


② 防鼠・補修用パテ|配管周辺や壁のすき間に

パテは、壁と配管の間などにできたすき間を埋めるための補修材料です。

特に、防鼠用途が明記された製品は、ネズミの侵入口対策として検討できます。

名古屋市も、ネズミの侵入口を塞ぐ材料として防鼠パテや、使用場所に適した内壁・外壁用パテを紹介しています。

パテのメリット

  • 複雑な形のすき間を埋めやすい
  • 配管周辺の小さな穴に対応しやすい
  • 製品によっては専用工具なしで使える
  • 屋外用など、使用場所に合わせた種類がある

パテの選び方

最初に確認したいのは、使用する建材に対応しているかどうかです。

水道管の周辺なのか、外壁なのかによって、必要な性能が異なります。

また、一般的なパテがすべてネズミにかじられにくいとは限りません。

ネズミ対策を目的とする場合は、防鼠用途が明記された製品を確認しましょう。

パテの注意点

ガス管や電気配線、防火区画に関係する場所は、自己判断で埋めないようにしてください。

配管の点検や交換に必要な部分を塞ぐことも避けましょう。

大きな穴では、パテだけで十分な強度を確保できない場合があります。


③ 防鳥ネット|ベランダへの鳩の侵入を防ぐ

防鳥ネットは、ベランダなどの開口部を覆い、鳥が内部に入り込むのを防ぐためのグッズです。

鳩が手すりに止まるだけでなく、ベランダの床や室外機の裏まで入り込んでいる場合には、開口部全体の対策を検討する必要があります。

防鳥ネットのメリット

  • ベランダ全体への侵入を物理的に防げる
  • 手すり以外の場所への侵入にも対応できる
  • 建物に合った寸法の製品を選べる

ただし、ネットの端にすき間があれば、そこから鳩が入り込む可能性があります。

また、ネットがたるんでいると鳥が絡まる危険があります。

農研機構は、防鳥網について、対象鳥種に適した網目を選ぶことと、鳥が絡まりにくいよう適切に張ることの重要性を説明しています。

防鳥ネットの選び方

購入するときは、ベランダの幅と高さに合うか、屋外使用に対応しているか、適切に固定できるかを確認しましょう。

マンションの場合は、管理規約や避難経路への影響も重要です。

避難ハッチや隣室との隔て板を塞がないようにしてください。

防鳥ネットの注意点

鳩やほかの鳥が内部に残っている状態でネットを設置しないようにしましょう。

特に、巣に卵やヒナがいる場合は、自己判断で撤去や封鎖を行わず、自治体の鳥獣担当窓口などへ相談してください。

高所での設置や、ベランダの外側へ身を乗り出す作業も避けましょう。


④ 鳩よけスパイク|手すりやひさしへの着地対策に

鳩よけスパイクは、手すりなどに突起のある器具を設置して、鳩が止まりにくい状態をつくるグッズです。

防鳥ネットがベランダ全体への侵入を防ぐのに対し、スパイクは特定の場所への着地を妨げることを目的としています。

鳩よけスパイクのメリット

  • 手すりなどの細長い場所に設置できる
  • ベランダ全体をネットで覆わずに対策できる
  • 鳩が止まる位置を限定して対策できる

一方、手すりにスパイクを設置しても、鳩が室外機や床など別の場所へ移動する場合があります。

スパイクの選び方

設置する手すりの幅、スパイクの長さ、突起の形状、固定方法を確認しましょう。

鳥を傷つけにくい設計の製品を選び、人が手を触れる場所に鋭い突起が飛び出さないようにすることも重要です。

また、強風で外れないように適切に固定してください。

スパイクの注意点

すでに巣がある場所や、卵・ヒナがいる場所に設置して、親鳥の出入りを妨げないようにしましょう。

賃貸住宅やマンションでは、設置前に管理会社などへ確認してください。


⑤ ドア用すき間対策用品|ゴキブリなどの侵入経路を減らす

ドア用すき間対策用品は、玄関や勝手口などのドア周辺にできたすき間を減らすためのグッズです。

主に、ドア下部へ取り付けるブラシ型や、建具に合った専用部材などがあります。

ゴキブリなどが屋外から入り込む可能性のある場所では、すき間の有無を確認するとよいでしょう。

ドア用すき間対策用品のメリット

  • ドア下など、特定のすき間を減らせる
  • 建具に合う製品を選べる
  • 薬剤を使用せずに対策できる

ただし、ドアの下にグッズを取り付けたからといって、ゴキブリの侵入を完全に防げるわけではありません。

窓や配管周辺など、別の場所から入り込む可能性もあります。

選び方のポイント

ドアの幅と、床とのすき間の大きさを測ってから製品を選びましょう。

また、ドアの開閉に支障がないか、床材を傷つけないかも確認してください。

防火戸や避難用の扉では、ドアの機能を妨げる施工を避け、管理会社や設備の専門家に確認しましょう。


⑥ 網戸補修用品|蚊・ハエなどの侵入対策に

網戸補修用品は、破れたり外れたりした網戸を補修するためのグッズです。

窓を開けて換気する際に、蚊やハエなどが入ってこないようにする目的で使用できます。

網戸の破れを補修するテープや、網そのものを張り替えるための用品などがあります。

網戸補修用品のメリット

  • 小さな破れを補修できる
  • 窓を開けたときの虫の侵入を減らせる
  • 網戸全体を交換せずに対応できる場合がある

網戸補修用品の選び方

破れが小さい場合は補修用テープ、広い範囲が破れている場合は張り替え用品などを検討しましょう。

網戸の寸法や網目、サッシとの適合を確認することが重要です。

なお、網戸が破れていなくても、サッシとの間にすき間があれば虫が入り込む可能性があります。

補修後は、網戸を閉めたときの状態も確認しましょう。


⑦ 金属板・補修用モルタル|壁や基礎の穴を塞ぐ

壁や建物の基礎部分に比較的大きな穴がある場合は、金属板や補修用モルタルなどを検討できます。

名古屋市は、ネズミの侵入口を塞ぐ材料として、トタン板や速乾性セメントなどを紹介しています。

金属板が使われる場所

金属板は、壁の破損部分や、通気を必要としない開口部を覆う際に使われることがあります。

ただし、板の周囲にすき間が残らないように、適切に固定する必要があります。

外壁では、防水性能に影響することもあるため、建物に合った施工が重要です。

補修用モルタルが使われる場所

補修用モルタルは、コンクリートやモルタル部分の穴を埋めるための材料です。

ただし、建物の基礎に大きなひび割れがある場合は、単に穴を埋めるだけでは問題が解決しない可能性があります。

建物の強度に関わる破損が疑われる場合は、施工会社や専門家に相談しましょう。

使用時の注意点

金属板の加工時には、鋭い切断面でけがをする可能性があります。

また、補修用モルタルは製品によって施工条件が異なるため、説明書に従ってください。

どちらも、ネズミなどが建物内部に残っていないことを確認してから施工することが重要です。


生き物別|侵入防止グッズの選び方

ここまで紹介したグッズは、生き物によって適したものが異なります。

自宅で困っている生き物が分かっている場合は、次の表を参考にしてください。

生き物主に検討するグッズ重要な注意点
ネズミ金網・防鼠パテ・金属板内部に残っていないことを確認して封鎖
ゴキブリドア用すき間対策用品・補修パテ食品や水分の管理も行う
コウモリ金網・適合するパテ幼獣や冬眠中の個体を閉じ込めない
鳩防鳥ネット・スパイク卵やヒナがいる場合は自治体へ相談
蚊・ハエ網戸補修用品網戸の破れとサッシのすき間を確認
ハクビシン建物に適合する金網など追い出しや封鎖は法令・安全面を確認
トコジラミ持ち込み防止・すき間の点検などすき間を塞ぐだけでは駆除できない
シロアリ湿気対策・建物の点検表面的な穴の補修だけでは対処できない

ハクビシンなどの対策では、エサになるものを放置しないことや、侵入経路になる樹木の枝を管理することも重要です。東京都は、家庭菜園や住宅周辺のエサ資源、建物への侵入経路を減らす対策を紹介しています。

一方、トコジラミは荷物などに紛れて持ち込まれることがあり、ドアや換気口を塞ぐ対策だけでは防げません。横浜市は、旅行先で寝具周辺を確認し、帰宅後にバッグを点検するなどの持ち込み防止を案内しています。

シロアリについても、建物の湿気管理や点検が重要です。東京都は、ヤマトシロアリの予防として、床下の換気や雨漏り・水漏れの改善を紹介しています。

「害虫・害獣」という大きなくくりで、同じグッズをすべての生き物に使わないことが大切です。

場所別|侵入防止グッズはどれを使う?

生き物の種類が分からない場合は、侵入口になっていそうな場所から確認しましょう。

場所確認することグッズの候補
玄関ドア下や枠のすき間ドア用すき間対策用品
窓・網戸網の破れやサッシのすき間網戸補修用品
配管周辺壁とのすき間適合する補修パテ
床下通気口カバーや金網の破損防獣用金網・専用カバー
ベランダ鳩の着地・侵入場所防鳥ネット・スパイク
外壁・基礎穴や破損金属板・補修用モルタル
屋根・軒下動物の出入り専門業者による調査・施工

ただし、音がする場所と実際の侵入口が同じとは限りません。

また、屋根や軒下などの高所では、転落の危険があるため、自分で調査・補修しないようにしましょう。

侵入防止グッズを買う前に確認したい5つのポイント

グッズを購入する前に、次の順番で状況を整理しましょう。

① 何が侵入しているのか確認する

ネズミとコウモリでは、適した対策方法や法律上の注意点が異なります。

フンや物音だけで生き物を断定せず、姿や出入りの状況などを確認しましょう。

分からない場合は専門業者へ相談してください。

② 侵入口の場所を確認する

侵入口が分からないままグッズを購入すると、実際の被害箇所には使えない可能性があります。

フンやかじり跡、建物の破損などを安全な範囲で確認しましょう。

③ 建物内部に残っていないか確認する

ネズミやコウモリなどが建物内部にいる可能性がある場合は、すぐにすべての穴を塞がないようにしましょう。

特にコウモリでは、飛べない幼獣が取り残される可能性があります。

つくばみらい市も、コウモリがいないとき、または追い払ってから侵入口を塞ぐよう案内しています。

④ 建物の機能を妨げないか確認する

通気口、排水口、ガス管、電気設備などは、建物の安全性や機能に関わります。

すき間があるからといって、自己判断ですべてを塞ぐことは避けましょう。

⑤ 安全に施工できる場所か確認する

手の届く範囲の小規模な補修と、屋根や外壁の高所作業では危険性が異なります。

安全に作業できない場合は、専門業者へ依頼してください。

害虫・害獣の侵入口を塞ぐ正しい手順

侵入防止グッズは、順番を守って使用することが重要です。

侵入防止の5ステップ

  1. 生き物と侵入口を確認するフン・かじり跡・出入りの様子などを確認する。
  2. 内部の生息状況を確認する動物や幼獣が残っていないか確認する。判断できない場合は専門家へ相談する。
  3. 場所に合うグッズを選ぶ通気口には金網、配管周辺には適合するパテなど、用途に合わせる。
  4. 安全に補修する動物が残っていないことを確認し、換気・排水・防火などの機能を妨げずに施工する。
  5. 補修後の状態を確認する新しいフンや足音、破損がないか点検する。

なお、この手順は主にネズミやコウモリなど、建物の穴から出入りする動物の対策を想定しています。

トコジラミやシロアリなどは、同じ手順だけでは適切に対処できないため、対象に合った方法を確認しましょう。

侵入防止グッズを使うときにやってはいけないこと

① 動物が残っている状態で穴を塞ぐ

建物内部にネズミやコウモリなどが残っていると、閉じ込めてしまう可能性があります。

特に野生鳥獣は法令上の保護対象になる場合があります。

山梨県は、イタチ・タヌキ・コウモリなどについて、許可のない捕獲や駆除はできないと案内しています。

不明な場合は自治体や専門業者に相談しましょう。

② 換気口や排水口を完全に塞ぐ

換気口や排水口は、建物の機能を維持するために必要です。

害虫や害獣の侵入を防ぎたい場合も、設備に適したカバーなどを使用し、必要な機能を維持しましょう。

③ ガムテープだけで長期対策をする

ネズミなどは、柔らかい材料をかじってしまう可能性があります。

長期的な侵入防止には、対象に合った強度の補修材料を検討しましょう。

④ 高所で無理に作業する

屋根や軒下、ベランダの外側などは転落の危険があります。

高所の作業は専門業者に依頼してください。

⑤ 賃貸住宅やマンションで無断施工する

賃貸住宅では、外壁や設備などを勝手に加工できない場合があります。

マンションのベランダも、管理規約や避難経路に関する確認が必要です。

設置前に管理会社や管理組合へ相談しましょう。

侵入防止グッズだけでは対策できない害虫・害獣もいる

侵入防止グッズは便利ですが、すでに建物内部に定着している生き物や、特殊な生態を持つ害虫には、別の対応が必要です。

トコジラミの場合

トコジラミは、衣類やバッグなどに紛れて室内へ持ち込まれることがあります。

そのため、ドアや換気口に侵入防止グッズを設置しても、持ち込みを完全に防げるわけではありません。

また、一般的な殺虫剤が効きにくい個体も報告されています。

練馬区は、薬剤抵抗性への注意と、不適切なくん煙剤の使用による生息範囲の拡大に注意するよう案内しています。

トコジラミが確認された場合は、被害を広げないようにし、専門業者への相談を検討しましょう。

シロアリの場合

シロアリ対策では、家の穴を塞ぐだけでなく、木材の状態や湿気などを確認する必要があります。

東京都は、シロアリ予防の一環として床下の換気を良くし、雨漏りや水漏れを放置しないよう案内しています。

羽アリや蟻道など、シロアリを疑う痕跡がある場合は、建物内部の調査を検討しましょう。

ハチの場合

ハチは、屋外に巣を作ることもあり、単純なすき間対策だけで対応できない場合があります。

特に、活動中の巣や多数のハチがいる場所を、自己判断で塞いだり刺激したりしないようにしましょう。

巣の場所やハチの種類が分からない場合は、自治体や専門業者へ相談してください。

自分で対策できるケースと業者に相談した方がよいケース

侵入防止グッズを使ったDIYには限界があります。

次の表を目安に、安全性を確認しましょう。

状況対応の目安
手の届く範囲に小さな穴がある生息状況と設備への影響を確認して補修を検討
網戸が破れている適合する補修用品で対策を検討
ドア下にすき間がある建具に適した用品を検討
屋根や高所に侵入口がある専門業者へ相談
天井裏や壁の中に動物がいる先に生息状況を調査
コウモリの幼獣がいる可能性がある自己判断で封鎖しない
鳩の巣に卵やヒナがいる自治体などへ相談
シロアリの被害が疑われる建物の専門調査を検討
複数の部屋でトコジラミが発生専門業者へ相談

特に、侵入口が複数ある場合や、建物内部に動物が残っている可能性がある場合は、グッズを購入する前に状況を確認することが重要です。

害虫・害獣の侵入防止グッズについてよくある質問

Q. 侵入防止グッズだけで害虫・害獣を完全に防げますか?

すべての害虫・害獣を完全に防げるとは限りません。

侵入口が複数ある場合や、すでに建物内部に生息している場合があります。

また、トコジラミなど、荷物に紛れて持ち込まれる害虫もいます。

対象に合った対策を組み合わせることが大切です。

Q. 金網はどんな害虫・害獣にも使えますか?

いいえ。金網は、ネズミやコウモリなどの侵入口対策として使用される場合がありますが、対象の大きさや開口部によって適した網目が異なります。

また、換気設備の機能を妨げないことが重要です。

Q. パテと金網はどちらがいいですか?

穴の場所や大きさによって異なります。

配管周辺の小さなすき間にはパテ、通気が必要な開口部には金網などが候補になります。

ただし、建物の構造や設備に合った製品を選ぶ必要があります。

Q. 忌避剤と侵入防止グッズは何が違いますか?

忌避剤はニオイなどを利用して近寄りにくくする製品です。

一方、侵入防止グッズは、金網やネットなどで侵入口を物理的に遮断することを目的としています。

動物が内部に残っている場合は、侵入口を塞ぐ前に適切な対応が必要です。

Q. 賃貸住宅でも侵入防止グッズを設置できますか?

設置できるかどうかは、管理規約や施工内容によって異なります。

外壁や共用部分などに取り付ける場合は、管理会社や大家へ確認しましょう。

Q. 一度穴を塞げば、もう点検する必要はありませんか?

いいえ。補修材が外れたり、別の穴から侵入されたりする可能性があります。

補修後も、フンや足音、建物の破損などがないか確認することが重要です。

まとめ|害虫・害獣の侵入防止グッズは生き物と場所に合わせて選ぼう

害虫・害獣の侵入防止に使える代表的なグッズは、次の7種類です。

  1. ステンレス金網
  2. 防鼠・補修用パテ
  3. 防鳥ネット
  4. 鳩よけスパイク
  5. ドア用すき間対策用品
  6. 網戸補修用品
  7. 金属板・補修用モルタル

ネズミやコウモリには金網やパテ、鳩には防鳥ネットやスパイク、蚊やハエには網戸補修用品など、対象となる生き物と侵入場所に合ったものを選ぶことが大切です。

ただし、建物内部に動物が残っている状態で侵入口を塞がないようにしましょう。

また、換気口や排水設備など、建物に必要な機能を妨げないことも重要です。

高所作業や法令上の対応が必要なケース、自力では侵入口を特定できないケースでは、専門業者への相談を検討してください。

クジョシルでは、自分でできる害虫・害獣対策と、専門業者へ相談すべきケースの境界線を分かりやすく解説していきます。

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